岩波文庫の芥川竜之介。芥川は王朝物が有名ですが、
私は『大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇』
に収められている
現代物の『疑惑』が気に入っています。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 芥川竜之介 | 羅生門・鼻・芋粥・偸盗 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 地獄変・邪宗門・好色・薮の中 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 河童 他二篇 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 侏儒の言葉 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 奉教人の死・煙草と悪魔 他十一篇 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 歯車 他二篇 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 或日の大石内蔵之助・枯野抄 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 芭蕉雑記・西方の人 | 岩波書店 |
| 芥川竜之介 | 侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な | 岩波書店 |
井沢元彦の「逆説の日本史」シリーズ。歴史の真実ほど確証の難しいものはないけれど、
ある程度の教養本として勉強になるし、その論理の緻密さからついつい頷かされてしまう。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈2〉古代怨霊編―聖徳太子の称号の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈3〉古代言霊編―平安建都と万葉集の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈4〉中世鳴動編―ケガレ思想と差別の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈5〉中世動乱編―源氏勝利の奇跡の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈6〉中世神風編―鎌倉仏教と元寇の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 | 小学館 |
| 井沢元彦 | 逆説のニッポン歴史観 | 小学館 |
卒論で扱うことになりそうな坂口安吾。
太宰と同じく、私小説的な作品はそうでもないが、
歴史に題材を取ったような作品は面白い。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(1) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(2) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(3) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(4) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(5) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(6) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(7) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(8) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(9) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(10) | 筑摩書房 |
| 坂口安吾 | 坂口安吾全集(11) | 筑摩書房 |
２回生の秋学期のゼミで取り扱った志賀直哉。
文中、頻繁に「不愉快になった。」などと出てくるので、
読んでるこっちが不快になる。読んでて興がそがれる。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 志賀直哉 | 小僧の神様 他十篇 | 岩波書店 |
| 志賀直哉 | 大津順吉・和解・ある男、その姉の死 | 岩波書店 |
| 志賀直哉 | 暗夜行路 前編 | 岩波書店 |
| 志賀直哉 | 暗夜行路 後編 | 岩波書店 |
| 志賀直哉 | 志賀直哉随筆集 | 岩波書店 |
一級品の歴史小説家、司馬遼太郎。
『竜馬がゆく』はバイトの店長に『お〜い！竜馬』を借りて面白かったので、その勢いで全巻読破。
続けて読むと「史実」と「フィクション」の意味が少しわかります。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(一) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(二) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(三) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(四) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(五) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(六) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(七) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 竜馬がゆく(八) | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 幕末 | 文藝春秋 |
| 司馬遼太郎 | 人斬り以蔵 | 新潮社 |
３回生で所属するゼミで取り扱う太宰治。
新潮文庫を全巻読破するのは骨が折れた。
『ヴィヨンの妻・桜桃 他八編』
に収められている
『日の出前』（『花火』改題）や『嘘』がお気に入り。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 太宰治 | 文豪ナビ太宰治 | 新潮社 |
| 太宰治 | 晩年 | 新潮社 |
| 太宰治 | 斜陽 | 新潮社 |
| 太宰治 | ヴィヨンの妻 | 新潮社 |
| 太宰治 | 人間失格 | 新潮社 |
| 太宰治 | 津軽 | 新潮社 |
| 太宰治 | 走れメロス | 新潮社 |
| 太宰治 | お伽草紙 | 新潮社 |
| 太宰治 | グッド・バイ | 新潮社 |
| 太宰治 | 二十世紀旗手 | 新潮社 |
| 太宰治 | 惜別 | 新潮社 |
| 太宰治 | パンドラの匣 | 新潮社 |
| 太宰治 | 新ハムレット | 新潮社 |
| 太宰治 | きりぎりす | 新潮社 |
| 太宰治 | もの思う葦 | 新潮社 |
| 太宰治 | 津軽通信 | 新潮社 |
| 太宰治 | 新樹の言葉 | 新潮社 |
| 太宰治 | ろまん燈籠 | 新潮社 |
直木賞作家村山由佳。女性作家の作品をこれだけ集中して読んだのは初めて。、
友達に薦められなければ一生出会わなかったかもしれない。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 村山由佳 | 天使の卵−エンジェルス・エッグ | 集英社 |
| 村山由佳 | BAD KIDS | 集英社 |
| 村山由佳 | もう一度デジャ・ヴ | 集英社 |
| 村山由佳 | 野生の風 | 集英社 |
| 村山由佳 | きみのためにできること | 集英社 |
| 村山由佳 | 青のフェルマータ | 集英社 |
| 村山由佳 | 翼―cry for the moon | 集英社 |
| 村山由佳 | 海を抱く―BAD KIDS | 集英社 |
| 村山由佳 | 夜明けまで１マイル | 集英社 |
| 村山由佳 | すべての雲は銀の…（上） | 講談社 |
| 村山由佳 | すべての雲は銀の…（下） | 講談社 |
岩波文庫の森鴎外。鴎外は正直堅苦しくてつまらないのだけど、
唯一、『山椒大夫』だけは泣ける。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 森鴎外 | ウィタ・セクスアリス | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 青年 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 雁 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 阿部一族 他二編 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 山椒大夫・高瀬舟 他四編 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 渋江抽斎 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 舞姫・うたかたの記 他三篇 | 岩波書店 |
| 森鴎外 | 大塩平八郎・堺事件 | 岩波書店 |
作者でまとめるほどでもない近現代文学。
谷崎の『二人の稚児』、『秘密』は秀逸。横光は全体的に結構好き。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 赤川次郎 | ふたり | 新潮社 |
| 赤川次郎 | 校庭に、虹は落ちる | 新潮社 |
| 石川淳 | 普賢・佳人 | 講談社 |
| 石田衣良 | スローグッドバイ | 集英社 |
| 井上靖 | 星と祭 | 角川書店 |
| 井伏鱒二 | 山椒魚・遥拝隊長 他七編 | 岩波書店 |
| 井伏鱒二 | 川釣り | 岩波書店 |
| 江戸川乱歩 | 屋根裏の散歩者 | 角川書店 |
| 大江健三郎 | 万延元年のフットボール | 講談社 |
| 大崎善生 | パイロットフィッシュ | 角川書店 |
| 小川洋子 | 博士の愛した数式 | 新潮社 |
| 恩田陸 | 三月は深き紅の淵を | 講談社 |
| 恩田陸 | 麦の海に沈む果実 | 講談社 |
| 梶井基次郎 | 檸檬 | 新潮社 |
| 金城一紀 | GO | 講談社 |
| 川島誠 | 800 | 角川書店 |
| 川島誠 | セカンド・ショット | 角川書店 |
| 川端康成 | 伊豆の踊子 | 新潮社 |
| 川端康成 | 掌の小説 | 新潮社 |
| 川端康成 | 古都 | 新潮社 |
| 貴志祐介 | 青の炎 | 角川書店 |
| 黒井千次 | 春の道標 | 新潮社 |
| 黒井千次 | 石の話 | 講談社 |
| 佐藤春夫 | 田園の憂鬱 | 新潮社 |
| 澤田ふじ子 | 羅城門 | 講談社 |
| 椎名誠 | さよなら、海の女たち | 集英社 |
| 重松清 | ナイフ | 新潮社 |
| 重松清 | エイジ | 新潮社 |
| 島崎藤村 | 破戒 | 岩波書店 |
| 清水義範 | 国語入試問題必勝法 | 講談社 |
| 白石一文 | 一瞬の光 | 角川書店 |
| 白石一文 | 不自由な心 | 角川書店 |
| 谷崎潤一郎 | 刺青・秘密 | 新潮社 |
| 谷崎潤一郎 | 細雪（上） | 新潮社 |
| 辻仁成 | そこに僕はいた | 新潮社 |
| 天童荒太 | あふれた愛 | 集英社 |
| 永井荷風 | 墨東綺譚 | 岩波書店 |
| 中勘助 | 銀の匙 | 岩波書店 |
| 中勘助 | 犬 他一篇 | 岩波書店 |
| 中島敦 | 山月記・李陵 他九篇 | 岩波書店 |
| 夏目漱石 | 吾輩は猫である | 岩波書店 |
| 夏目漱石 | 坊っちゃん | 岩波書店 |
| 夏目漱石 | こころ | 岩波書店 |
| 野島伸司 | 人間・失格―たとえばぼくが死んだら | 幻冬舎 |
| 乃南アサ | 家族趣味 | 新潮社 |
| 灰谷健次郎 | 砂場の少年 | 角川書店 |
| 東野圭吾 | 白夜行 | 集英社 |
| 益子昌一 | 指先の花 | 小学館 |
| 三島由紀夫 | 潮騒 | 新潮社 |
| 三田誠広 | 高校時代 | 角川書店 |
| 宮本輝 | 蛍川・泥の河 | 新潮社 |
| 村上春樹 | 風の歌を聴け | 講談社 |
| 盛田隆二 | 夜の果てまで | 角川書店 |
| 山田詠美 | 放課後の音符 | 新潮社 |
| 山田詠美 | ぼくは勉強ができない | 新潮社 |
| 横光利一 | 日輪・春は馬車に乗って 他八篇 | 岩波書店 |
| 横光利一 | 愛の挨拶・馬車・純粋小説論 | 講談社 |
| 横光利一 | 家族会議 | 講談社 |
国語教育、文学等に関する本。
手当たり次第に読んでいるので、つまらない本に出会うこともしばしば。
逆に良書に出会った時は嬉しい。読書の喜びを感じます。
日本語に関する本。
文法に関する本が多い。「は」と「が」の違いは興味深い。
| 作者名 | 書名 | 出版社 |
| 大野晋 | 日本語練習帳 | 岩波書店 |
| 大野晋 | 日本語の教室 | 岩波書店 |
| 金谷武洋 | 日本語文法の謎を解く―「ある」日本語と「する」英語 | 筑摩書房 |
| 金武伸弥 | 新聞と現代日本語 | 文藝春秋 |
| 小池清治 | 日本語はどんな言語か | 筑摩書房 |
| 小池清治 | 日本語は悪魔の言語か？ | 角川書店 |
| 小谷野敦 | 性と愛の日本語講座 | 筑摩書房 |
| 柴田武 | 常識として知っておきたい日本語 | 幻冬舎 |
| 外山滋比古 | わが子に伝える「絶対語感」 | 飛鳥新社 |
| 中村明 | 日本語案内 | 筑摩書房 |
| 林望 | 日本語へそまがり講義 | PHP研究所 |
| 林望 | 日本語の磨きかた | PHP研究所 |
| ピーター・フランクル | 美しくて面白い日本語 | 宝島社 |
| 堀井令以知 | 語源をつきとめる | 講談社 |
| 松本修 | 全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 | 新潮社 |
| 森本順子 | 日本語の謎を探る―外国人教育の視点から | 筑摩書房 |
| 山崎紀美子 | 日本語基礎講座―三上文法入門 | 筑摩書房 |
| 山本史也 | 神さまがくれた漢字たち | 理論社 |
| 渡辺実 | さすが！日本語 | 筑摩書房 |
これから読む予定の本。
