2005年12月31日 今年の総括と来年の抱負
 久しぶりの更新です。この2ヶ月ほどは本当に忙しかった。

 卒論はそれほど苦労もなく提出できました。 実は春学期の期末レポートの段階でほとんど完成できてたので。 ただ単にモチベーションが上がらなかっただけ。 タイトルは「坂口安吾と大本教」。興味のある人はワードファイルで送りましょうか? まぁ、研究者以外には何のこっちゃな論文なので、誰も読みたくないでしょうけど。

 今年も色々あったけど、自分の中で一番大きかったことは、 1月末に3年半付き合った彼女と別れたこと。これに尽きます。特にケンカをすることもなかったし、 ずっと一緒にいられると思ってた。 別れる2週間ほど前くらいから、ちょっと雰囲気がおかしいなと思うことはあったけど、 突然別れを告げられた時は、やっぱりかなりの衝撃で。

 その後はもう大変。本当に死のうかと考えたし、 相手がこの世からいなくなってしまえばどんなに楽かとも思ってしまった。 そんな極端な考えは2ヶ月ほどで治まったけど、 沈鬱な状態はずっと続いて。 半年ぐらいでほとんど回復はしたけど、それでも常に薄い膜が張られたように、ほんの最近まで。

 でも、ずっとふさぎこんでばかりもいられないので、 心理学やらコミュニケーションに関する本を読んだりして、 何とか自分を変える努力をしました。 そうすることで、意識はだいぶ変わりました。 元々人見知りなので、あとは積極的に人と関わる勇気だけです。 でも、これも何とかなりそう。むしろ、何とかせんとどうしようもない。

 今、一番心懸けてるのが、笑顔でいること。 自分から見ても、ニコニコしてる人には話しかけやすいし、そんな人がいれば場が和む。 いつもしかめっ面の人はその反対。絶対にそんな人間にはならんとこうと思います。

 つい最近、ボランティアで一緒になった同い年の女の子が気になる存在になって、 勇気を出して笑顔で話しかけてみたら、向こうも親しく話してくれてすごく嬉しかった。 この年になってこんなことで喜ぶのもどうかと思うけど、いいんです。 自分が幸せなら、他人がどう思おうと、それは幸せなんやから。

 気持ちが晴れやかになってきたのは、 新しく好意を抱けるような人ができたってのもあるけど、 彼女と別れてすぐは、本当に多くの友人に救われました。 改めて、心の温かい人に囲まれているんやなぁと、人と人の繋がりの大切さを実感しました。 名前は挙げませんが、心当たりのある方々は「私のことかな?」とうぬぼれていただいて構いません。 本当に感謝してます。どうもありがとう。

 別れた彼女とも、普通にメールしたり電話したりします。 何だかんだ言って、一番気の合う友人やし、色々悩みを聞いてもらったりも。 彼女と付き合うことで、色んなことを学んだし、 また、別れという経験をさせてくれたのにも感謝してる。 めちゃめちゃ苦しかったけど、こんな苦しい経験はめったにできるものでもない。 そこから学んだこともまた大きい。 あのまま付き合っていたら気づかなかったこともたくさんあったと思う。 彼女には幸せな人生を送ってほしいと思います。

 今年は人間関係に関することが本当に大部分を占めました。 教育実習も教員採用試験も色々忙しく動いたけど、 人間は、人と人との繋がりを感じていないと生きられない。 じゃあ、どうやって繋がりを持つかというと、それは言葉の力が大きく関わってくる。 ゼミの先生が話の中で「文学は、『人はきっと理解し合える』という夢を見せてくれる。」 ということをおっしゃったことがあります。 本当にその通りだと思います。 理解できないことも多い。でも、理解する努力をしなければ絶対に理解できない。 何ごとにも一歩踏み出す勇気が大切なんです。 色々な道を考えましたが、最終的にはやっぱり国語科教員になりたいという 思いが強まった年でもありました。

 今のところ、進路は未定です。大阪と京都に講師登録をして、 お呼びがかかるのを待つという非常に不安定な状況になりそうですが、 来年の採用試験を目指して、「笑顔」で頑張ります。 また更新は不安定になりそうで、もしかしたら書評サイトの方がよく更新されるかもしれませんが、 人との繋がりだけは断ち切らないように気をつけたいと思います。

 それでは、よいお年を!
亮:年賀状の犬に禿げ萌え(*´∀`)>せ
亮:紅白、演奏の音が小さかったね…_| ̄|○>ま
せんぷうじ:あけました。今年もよろー。(´∀` )年賀状ありがとねっ!!
ま:あけおめこ。お年玉は...紅白の西川君でも...




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